その涙が、俺の体のコントロールを狂わせた。 抱き締めてやると、少し震えが治まった。 …気がした。 腕の中の姫央は、思ってた以上に小さくて細かった。 金持ちのお嬢様のくせに、もう少しくらい太ってもいいだろ。 その方が、見栄えもいい。(←若干変態くさい) …まぁ。 コイツのことを少しだけ知れたそんな日だった。 そして今、あの時と同じ顔をした。 今回も前回のケンカも、内容は姫央の家の事。 金持ちって言われただけで、そんな顔すんのかよ。 聞くか? 聞けるのか?