わがまま姫♀




すんなりおさまる華奢な体。



1年間で、思い出せなくなってしまわないように。



この柔らかさを。



この温かさを。



この感触を。



この香りを。



「……俺」



ボソッと呟くように口を開くと、姫央は涙でぐちゃぐちゃの顔を上げて、俺を見る。



互いの視線が絡む。



超、至近距離だ。



俺だってそりゃ、緊張することくらいあるわけで…。



「…1年先も、俺の気持ちは変わらない」

「……え?」



キョトンとする姫央。



……(怒)



落ち着け、俺。



「流…?」



くそ…。



その、本気で分かってない顔がムカつく。(←仕方ない)