「津戸とか田辺とか…」
「しないってば!そ、そう言う流だって…!」
ゴニョゴニョと言葉をごもらせる。
「あぁ?」
「む、向こうの…」
中々言おうとしない姫央。
「なんだよ」
「だ…だからぁ、向こうのボンキュッボン、のお姉さんなんかと…」
ボンキュッボンて…。
やめろ(恥)
「ありえねーな」
「……はい」
なんか…沈黙。
俺も何て言っていいやら。
コイツも俺の胸にオデコをくっつけたまま、黙りこんでいる。
今日が最後なのに。
話すことは沢山あるはずなのに。
何も出てこない、というよりは。
何を言っていいのか分からなかった。

