コイツはいつも、俺の心をかき乱す。
俺の決意を揺るがす。
「あーもう、無理だ俺」
「え?」
「今すっげー、抱き締めたい。キスしたい。というかもう、抱きたい」(←直球)
「え…えぇっ?!(恥)」
多分、とてつもなく赤くなっただろうな。(←お前のせいだよ)
もう最後だし。
我慢なんてさ…
「限度ってもんがあんだよ」
「なが…」
俺は今までもたれ掛かっていたドアを、勢いよく開けた。
予想通り、泣いてて顔真っ赤で、ポカンとした表情の姫央。
その意外性のなさに、思わず笑いそうになった。
そんな姫央を、引き寄せそして抱き締める。
潰れてしまうほどに。
…潰しはしないけど。(←当たり前)

