スタイル抜群の体に纏った、ゴージャスな黒色のドレスがよく似合う流のお母さんは、とっても綺麗だった。
つい、ポケーッと見とれてしまうぐらいに。
流の目は、きっと紗希さん似だ。
「そんなに見つめられたら、恥ずかしいじゃなーいっ(恥)!」
「え、あ…」
「言っとくけど、姫央ちゃんの方が可愛いからね!」
「……ど、どうも」
お母さんは、ガバッとあたしに抱きつく。
そう。
あたし達は、嫁と姑の関係にも関わらず、結構仲良し…なのです。
お母さんに気に入られたみたいだ。
いい人だしいいんだけどね。
「やめろ。引いてるから」
「あら流、ヤキモチ?可愛いとこあるのね?」
や、ヤキモチか??
「はぁ…?」
「流に姫央ちゃんは、もったいないわ」
えぇっ!

