わがまま姫♀




「「!?」」



少し前にもこんな展開あったような。



「そろそろお時間の方が…」

「うそっ?!」

「お前んせいだろ」

「はぁ!?アンタのせい以外、何でもないっての!!」

「は?なんで俺の…」

「アナタ達、いいかげんになさい!」



どこからか飛んできた、迫力のある声に、3人(使用人含む)の動きがピタリと止まる。



「??」

「……やべ」



流がボソッと呟いた。



……ヤベ?



矢部さん?(←違)



「では、私はこれで失礼します」



使用人の女の人がいそいそと去っていく。



それと同時に、



「姫央ちゃん、いらっしゃーい!んもうっ、相変わらず可愛いいんだからっ!」



背後から聞こえた、聞き覚えのある声。



後ろを振り向いたそこにいたのは、



「さ、紗希さん!」

「…はぁ」



流のお母さんがいた。