…この状況。 どうも、フリで済まされそうにはない。 「キース!キース!キース!キース!キース!キース!」 どーするんだよ!? 遥のやつ、覚えてろ(泣)! こういうことだったとは。 あたしはとりあえず目をつぶっていた。 […やるぞ] 「は…!?なに言って…!」 [バカ起きんな!] ちょちょちょ、待ってよ! 本気なの!? 心臓が爆発しそうなくらい、早く大きく脈打っている。