1時間もあるし。 牧原は寝ないだろうし。 あたしは寝ちゃおう! …ガタン…ゴトン… 「………」 「…はや」 隣で流が何か言ったのなんて、あたしが聞こえるわけなく。 そのまま眠りについた。 …ガタン…ゴトン… 微かな意識の中で、覚えていることは、頭になにかが当たっていたこと。