「陸海ちゃーん!!」

「もーう、うっとおしいってば!」


いつも通りの昼休み
私達は屋上で昼食をとっていた


陸海と彼方君も相変わらずだ。

四人揃ったあの日からもう二週間も経っているというのに…


まぁ…いつも通りでないことと言えば…
女子達から嫌がらせされてることかな!!

私は全然気にしてないけどー



『あ…そうだ、安藤』

柵にもたれ掛かっている安藤に声をかける


「ん?」

『今日委員会あるから先帰ってて』

「いや、待ってる」

『でも今日遅いから…』


「んー、俺も今日用事で早く帰らなきゃだしな…

まぁ痴漢野郎も最近いねぇみたいだし
気ぃ付けて帰れよ??」


『うん』