陸海が怒って私と安藤が笑った理由は

陸海に引っ付こうとしてきた彼方君の首を陸海はいとも簡単に柵へ押さえ付けたからだ

さぞかし痛かっただろう


だが、その時の顔はちゃーんと目に焼き付かせてもらったよ
写メれなかったことが残念だけど



「さて、教室戻るか」

「ふんっ、こんな奴置いてさっさと行こ」

『そうだね』

彼方君を置いて扉の方へ歩き出す



「ちょ、ちょっと待ってよ!」




私達三人に着いてくる彼方君



屋上を出て教室で別れる