『優、用事無かったんだよね??

どうして出てきたの』



優とは、小学四年生の七つ歳の離れた私の可愛い大切な弟



「窓から外見てたらお姉ちゃんが帰ってくるの見えたから…」


家の中に入り優から話を聞く



低学年の時いじめに合ってから人見知りになってしまった

いじめはとっくに解決しているが人見知りは健在のようだ



そんな優が何でわざわざ来たのだろうか
私が見えてたってことは安藤も見えてた筈