天然娘は性悪娘

『もう着いたから、じゃあ…』


「お姉ちゃ~ん!!」



安藤に向けた私の声が遮られた



後ろを振り返ると
ガラス扉から出てきてこっちに走ってくる優の姿



「お姉ちゃん!?」

「ひぃっ」



安藤の大きな声に驚いた優がその場に立ち止まって固まる



『優!! 早く戻るよ!!

送ってくれてありがと。また明日』




それだけ言い、安藤と別れ優の元へ駆け寄る