天然娘は性悪娘

そして私はこの通り

なんのダメージも受けていない



そんな私に彼女らはきっとムカついてる筈



もうそろそろボロが出るんじゃないかと窓の外を見ながら思っていたその時



──ドンッ




「いったぁ…」



机にぶつかった鈍い音と共に陸海の痛そうな声が聞こえた
振り返ると派手集団のリーダー的な女が陸海に向かって


「ちょっと邪魔なんだけど~そんなとこで突っ立ってないでよ~」

と笑っている



『陸海、大丈夫?』


お腹の下辺りを痛そうに抑えている陸海に声をかける


「うん、大丈夫
軽く当たっただけだし平気平気!」


今にも泣きそうな顔で無理して笑ながら答える陸海