天然娘は性悪娘

昼休み――――



屋上へ行くと彼方君しかいなかった
しかも、ニヤニヤした彼方君


『ね、ねぇ…彼方君』

「ん?なぁに美羽ちゃん」


相変わらずニヤニヤしながら応える彼方君に私は少し警戒しながら問い掛ける


『あのさぁ…安藤なんでいないの…??』

「はー、美羽ちゃん気になっちゃってる??
秋夜のこと気になっちゃってる?!」



『べっ、別にそんなんじゃないし!』

「えー、なになに美羽なんかあった!?」

『なんもない!』

「もぉ、美羽ちゃんたらそんなムキになって…」


彼方君だけでなく陸海までニヤニヤしながら私をからかってくる