用事も終わり、家への帰り道



一人歩いていると少し遠くの方で微かに助けを求める声が聞こえた


それが美羽の声の様な気がしたが
まさかな、空耳だろう。と思った




でも何だか胸騒ぎがした




まぁ、美羽じゃないにしても
誰か困ってんなら。


と、声の主が美羽じゃないことを祈って俺は走り出した