天然娘は性悪娘

私のブラウスのボタンに指が掛かった


その時─



「なに…、やってんの…??」


少し息を切らした途切れ途切れな
声が頭上から聞こえた



『安藤…』




顔だけ声の方へ向くと、少し肩で息をしている安藤が立っていた




「お前!

なにやってんだよっ!!離れろ!!」



安藤はこっちへ駆け寄ってきてすぐ、私に乗っかっている男を引き剥がし殴った



男はすぐに体勢を立て直し、安藤を殴る



「美羽、行け!逃げろ!!」


私の方を振り返り、そう言った安藤


でも私は


『やだ!行かない!!』


首を横に振る