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やっと委員会が終わり
薄暗い中、一人帰路を歩いていると


いきなり後ろから腕を掴まれた



『…っ!?… ちょっ、なに?!』


大声を上げ振り向くと
この前電車で見た、私を痴漢しているであろう男がいた


『アンタ!! 痴漢ヤロ…』


途中まで言いかけたところで口を男の手で覆われ、裏道へ引きずり込まれた



やっぱり…コイツが痴漢していた主だ
見た目は割りと普通でまだ若い様に見える





男は私の身体を壁に押さえ付け、片手で私の両腕を掴んできた



『ちょ、何すんのよ!!』



睨みをきかし、言うとさっきまで一言も喋らなかった男が口を開いた