それからなんの問題もなく
ただただ普通に授業を受け、あっという間に昼休みになり



『陸海陸海、早く中庭行こー!』



私は鞄から弁当を取り出している陸海に言い寄る



「あ、覚えてたの」



『アンタから言ってき……あっ』



完璧に素を出しそうになったが過ちに気づき喋るのを止める



「ふふふふふぅ
ここでは私に生意気なこと言えないね~」





『くっ、

もういいから行くよ!?』




気持ち悪い笑い方で気持ち悪い笑みを披露する陸海を置いて足早に教室を出る