真夜中の足音(中編)


自分はどうなっていくのだろうか。

だが、陽子のその疑問に答えは出ない。

ただ漠然とわかっているのは、自分は、誰かが助けてくれるのを、ただ祈ることしかできないだろうということ。


真夜中のマンションの廊下に、二人の足音が揃って響いていた。