次の日、どんな顔で会えばいいかと緊張しまくりの私とは裏腹に真弘は至って普通でいつもと変わりなく登校した。
「…あーあ。緊張した私がバカみたいじゃん。」
お昼休み、教室でお弁当を頬張りながら昨日の事を星良に話すと何故か大きなため息をつかれた。
「…もうさ、いっそのこと告白しちゃえば?」
「なっ!だって好きな人居るって言ってたんだよ!?振られるに決まってるじゃん!」
そうか…。
と星良は顎に手を当てる。
そして何かひらめいたのか手で鉄砲の形を作るとそれを私に向けた。
「よし!じゃあ久野にアタックしよ!」
「…………はい?」
唐突な言葉にお箸でウインナーを掴み損ねる。