凛さんの話では、
この学校には、ある特別な組織があり、そこには代々入試で学年上位8位にはいったうちの、容姿がいい三名だけが入れる。
そのため、私と友里とあと一人はその組織に入ることが決定したらしい。
『てん私、容姿よくないよ?』
((あんたがよくなかったら誰が顔いいのよ…無自覚…))
凛と友里は同じことを思った。
そして、その組織に入ると、あることをしてもらうかわりに、
学校から特別な権限・待遇がもらえるらしい。
「へえ、面白いじゃない」
『うん、そーだけど…』
この、あることって何?
「ああ、そのあることっていうのはね。その組織の仕事みたいなものよ♪」
仕事? って、エスパー?
「エスパーじゃないわよ…」
と、凛さん
「口に出してたよ」
と友里。
「え、ホント?」
くちにでてたんだ…気を付けないと。

