俺、愛村紫苑。
いつもいつも女がきゃーきゃーうるさい。
俺はみんなに愛されてると思ってた。
だけどそれは違ったみたいだ。
俺はあの日資料室にいた。
あそこは女もこないし、あまり人もこない。
昼寝をするのにも授業サボるのにも
条件がよかった。
そんなある日資料室の扉が開いた。
あ?誰だよ。せっかく昼寝でもしようと 思ってたのに。
あ、あいつ。
たしか...周りから可愛いって密かに
言われてたっけ。自分の可愛さには気づい てないみたいだ。
まぁ俺には興味ないけど。
ガタンッ
あっやべっ...気づかれたかな?
あっ危ない!。
「きゃっ?!...ってあれ?あたし死んで ない...」