騎龍 -15代目総長-





中から出てきた一人の医者に全員で詰め寄った。




育「心は!?」



医「手術は成功しました。
左の腕と脚が骨折。
内臓に損傷があり、出血もあったんですが今はもう問題ありません。

今後についてはまた改めてお話させていただきます。」



若「あ…ありがとうございました!!」




丁度タイミング良く手術室からベッドに寝ている心が出てきた。
そのまま病室へ案内された。

もちろん個室だ。




看「では、何かあればすぐにナースコールを押してください。」




看護師が出て行き、寝ている心の周りをみんなで囲んでいる。
誰も何も話さず、傍にいた。









しかしその中で百だけがベッドから離れた位置で立っていた。













そしてしばらくしてから、心の目が覚めた。








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