騎龍 -15代目総長-






百「いやああああぁぁぁあっ!!」



百の叫び声を聞きながら、俺は地面へと叩きつけられた。
そんな俺の近くに百と心愛は駆け寄ってくる。






愛「ちょっと…心……?
冗談だよね…?」



百「あ…私の……私のせいでっ…。」



正直目を開けるのすらきつかったが、うっすらと目を開けて途切れ途切れだが声も出した。




「ふた……ぶじか…?」



愛「私達は大丈夫よっ…
もうすぐ救急車来るから…お願いだから頑張ってよ…っ…。」



百「ごめ…さいっ……。」



「もも…ぶじで…よかっ……。
…だいじょ…だ……。」








もう無理だ…。









流石にもう耐え切れなくなり、俺は目を閉じた。










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