百と心愛が二人で出かける日が来た。
今、百と心愛は家でお喋りしている。
…女同士の話だとか言ってたから、家にいても何もない俺は倉庫に行くことにした。


出かけるのは10時頃からというのを聞き、その時間に迎えに行く事も伝えてあるから問題ない。



幹部室で大紀達にかなり大丈夫かどうか聞かれたけど…大丈夫だとは言いきれなかった。






春「心ちゃん!!
二人に何かあったらどうするの!?」



加「あまりにも危険じゃね?」



「・・・心愛は俺がここ(暴走族)に入ってから色んなことを我慢させていた。
それでもあいつは何一つ文句は言ってこなかった。

でも、あいつ…初めてやりてぇ事言ったんだ。」







今まで我慢させてた分、出来る限りのことはさせたい。
これが俺の考えだ。



数分シーンとした空気になったが、昌紀達が口を開いた。






昌「ま、いいんじゃねーの?
俺たちの総長様の意見なんだしさ。」



大「何も起こらない事を祈るしかなさそうですね。」




最終的には全員が納得してくれた。
そうこうしているうちに時間が着たから迎えに行った。







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