百「いつも送っていただいてありがとうございます。」
「俺が勝手にしたいことしてるだけだ。
気にすんな。」
百「…ありがとうございます。」
「ん。
明日はいつから倉庫来れる?」
百「昼からなら大丈夫です。
あの、課題とか持っていってもいいですか?」
「構わない。
んじゃ1時頃迎えにくる。」
百「わかりました。
あのっ……どうして心さんはこんなに私に構ってくれるんですか?」
「好きだからだ。」
百「でも…私、これといって良い所なんて……。」
「百が傍にいると安心する。
百が傍にいると暖かい気持ちになれる。
…百が笑っているのを見てるだけで、幸せだと感じる。
理由なんかねぇ。
それじゃぁ駄目なのか?」
百「心さん…。」
「んじゃ早く寝ろよ?
おやすみ。」
そう言って百と別れた後にそのまま家へ帰った。
すでに心愛は帰っており、風呂に入っている。
部屋に戻り、ベッドにダイブした。
百のどこが好きなのか、と聞かれたら俺は全てとしか答えられない。
顔だとか、体だとか、性格だとか…それだけが好きなわけじゃねぇしな。
全てが好き、それしか答えられない。
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