一限目が終わり、他の4人も空き教室に来た。
昌「サボるんなら言ってくれよー。
俺らだってサボるんだしさ。」
大「全く…どこかの誰かに殺られてるとか考えてしまうじゃないですか。」
「わりぃ。
あ、加賀見…頼みがあんだけど。」
加「心が改まって頼みとかレアなんだけど!!」
「……心愛の送り迎え、これから頼むわ。」
加賀見と俺の家は結構近い。
だから俺が百を、加賀見が心愛を、という風にしたほうがいいと考えた。
もちろん加賀見の返事もOKだ。
百も大事だが、心愛も大事……どちらも守れるように考える必要があった。
あとは心愛が受け入れてくれるかどうかだな。
お昼休みの時間になり、百を空き教室へつれてきた。
心愛も加賀見に連れられてきた。
初めての顔合わせだ。
「心愛、こいつが俺の惚れた女だ。」
愛「へー見た目は普通だね。
初めまして、妹の心愛です。
よろしくね?」
「は、初めまして!!
森山百といいます。
こちらこそよろしくお願いします。」
2人はすぐに意気投合した。
送り迎えの件についても了承を得ることができた。
まぁ仲良くなって一安心だな。
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