騎龍 -15代目総長-





一限目が終わり、他の4人も空き教室に来た。




昌「サボるんなら言ってくれよー。
俺らだってサボるんだしさ。」



大「全く…どこかの誰かに殺られてるとか考えてしまうじゃないですか。」



「わりぃ。
あ、加賀見…頼みがあんだけど。」



加「心が改まって頼みとかレアなんだけど!!」



「……心愛の送り迎え、これから頼むわ。」



加賀見と俺の家は結構近い。
だから俺が百を、加賀見が心愛を、という風にしたほうがいいと考えた。



もちろん加賀見の返事もOKだ。
百も大事だが、心愛も大事……どちらも守れるように考える必要があった。

あとは心愛が受け入れてくれるかどうかだな。







お昼休みの時間になり、百を空き教室へつれてきた。
心愛も加賀見に連れられてきた。

初めての顔合わせだ。



「心愛、こいつが俺の惚れた女だ。」



愛「へー見た目は普通だね。
初めまして、妹の心愛です。
よろしくね?」



「は、初めまして!!
森山百といいます。
こちらこそよろしくお願いします。」




2人はすぐに意気投合した。
送り迎えの件についても了承を得ることができた。


まぁ仲良くなって一安心だな。





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