春「百ちゃん!!
騙されちゃ駄目だからね!!」
昌「大紀は紳士的に見えるかもしんねぇけどすっげぇ腹黒いんだぞ!!
何人の女を泣かせてきたのか…。」
加「あれだな、天使の仮面をかぶった悪魔とはまさに大紀のことだな。」
大「ちょっと黙っててくれます?
前みたいにあなた達の相手全員俺の物にだってできるんですよ?
女の子は誰だって優しくされたいんですから…そこは俺の得意分野ですし、楽勝ですがそれでもいいのですか?」
そういった途端に三人は黙った。
つーか、前に一体何があったんだよ。
全く話についていけていないが、そんな話正直どうでもいい。
それより本題に入らなければならない…。
俺のそんな雰囲気を読み取ったのか、四人は真剣な顔つきになった。
そして百も緊張した顔つきになってきた。
「…ここへつれてきたのには理由がある。」
百「理由…ですか?」
「あぁ。
率直に言うと百、お前は他の族から狙われている。」
訳がわからない、と言いた気な顔をしているが構わず話を続けた。
「俺は女関係は無い。
こいつらみたいに遊んだりは一度もしていない。
……それなのに女を連れて歩いてる所を見たら周りはどう解釈すると思う?」
百「……"遊び始めた"?」
「ははっ……ちげぇよ。
女…彼女が出来たと思われるんだ。
ここは事実とかそんなもん関係ねぇ。
そう出回ったらそれが事実として周りに流れるんだ。」
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