昼休み…もちろん百の所へ行った。
今度は1人で、な。
中に入ると百と神之が一緒に飯を食っていた。
「……百。」
百「心さん、こんにちは。」
「あぁ。」
舞「花森さん、こんにちは。
今日はどういった用件ですか?
もしかして今日の放課後の予定とか聞きにですか?」
「あぁ。
百、今日空いてるか?」
百「空いてますよ。」
「ついてきてほしいところがある。
ってか今も話があってきたんだが…ついてきてくれるか?
もちろん百1人で、だ。」
百「…わかりました。
舞ちゃん、ごめんね。」
舞「全然いいよ!!
むしろ今すぐ行っておいで!!
あの…花森さん、私美味しい洋食店知ってるんです。
今度2人で行きませんか?」
上目遣いでそういってくる神之…狙ってるのがばればれ。
んなもんに俺が引っかかるとでも思ってんのか、こいつ。
「いい。
俺は百と一緒にいてぇんだ。」
そう言うと計算していた顔がピキッと一瞬固まった。
舞「そうですか…わかりました。
ではまた今度行きましょうね?」
しつこかったから無視して百の手首を引っ張って教室を出た。
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