騎龍 -15代目総長-





昼休み…もちろん百の所へ行った。
今度は1人で、な。



中に入ると百と神之が一緒に飯を食っていた。




「……百。」



百「心さん、こんにちは。」



「あぁ。」



舞「花森さん、こんにちは。
今日はどういった用件ですか?
もしかして今日の放課後の予定とか聞きにですか?」



「あぁ。
百、今日空いてるか?」



百「空いてますよ。」



「ついてきてほしいところがある。

ってか今も話があってきたんだが…ついてきてくれるか?
もちろん百1人で、だ。」



百「…わかりました。
舞ちゃん、ごめんね。」



舞「全然いいよ!!
むしろ今すぐ行っておいで!!

あの…花森さん、私美味しい洋食店知ってるんです。
今度2人で行きませんか?」



上目遣いでそういってくる神之…狙ってるのがばればれ。
んなもんに俺が引っかかるとでも思ってんのか、こいつ。



「いい。
俺は百と一緒にいてぇんだ。」



そう言うと計算していた顔がピキッと一瞬固まった。



舞「そうですか…わかりました。
ではまた今度行きましょうね?」



しつこかったから無視して百の手首を引っ張って教室を出た。





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