そういうと何故か教室にいた連中がシーン、と静かになった。
しばらくするとざわめき始めた。
かっこいい、だとか
私もあんなに愛されたい、だとか
男女共にざわついた。
加「まぁ心は初めからそう言ってたしな。
良かったじゃん、見つかってさ。」
「あぁ。
絶対離さねぇ。」
春「心ちゃんっ……!!
僕、心ちゃんになら抱かれてもっ…」
「その言葉前にも聞いた。
なんなら抱いてやろうか?」
春「えっ…。」
若干照れたような顔をする春……なんかきもいぞ。
「冗談に決まってんだろう馬鹿が。
んで俺が男抱かなきゃなんねぇんだよ。」
春「がーん…。」
大「効果音を口で言う人ほどうっとうしい事はないですよ。
まぁとりあえず、今日がお披露目ってことでよろしいですね?
と言うより彼女にどう説明するんですか?」
「どうって……適当に言う。」
大「はぁー……。」
それから昼に話に行こうと考えながら他の奴らの話を無視し続けた。
だってぎゃーぎゃーうるせぇし。
今日…百を姫として迎え入れるのか。
思ったより段階早くしすぎたか?
だが時間がずれようと結局はこうなる。
だったら早くても遅くても問題はねぇか。
そんな事考えていると昼休みになった。
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