朝、起きてシャワーを浴びた。
あのまま寝てしまい風呂に入ってなかったからな。
そしていつもと変わらず学校へ向かった。



俺が百と放課後いたことが知れ渡ってあり、女に興味ない訳ではないという風に受け取ったのかアピールする女が増えている。
…学校だりぃ。



一々返事しているのも馬鹿らしく感じ、無視して教室へ行った。




大「心、おはようございます。」



「はよ。」



春「心ちゃん!!
今日はあの子とデート行かないの?」



昌「誘ってこいよ!!
んでそのままホテルにでもさ!!」



「黙れクズが。」



昌「ひでぇっ……。


つーかよ、お前の女だって噂歩き回ってんぞ?
どうするつもり?」



「んなもん決まってるだろ。
元々そのつもりで昨日誘ったんだ。


……これで時間が増えるな。」



春「…心ちゃんこわーい。」



加「つかそんなに本気とかなんかすげー…。」



"そんなに本気"だと?
そんなこと……




「当たり前だろうが。
百は俺が生涯愛すたった一人の女なんだからな。
後にも先にも、他に本気になる女なんてできねぇよ。」





俺は自分の直感、そして感覚を信じる。
俺には百以外誰も好きにはならねぇ自信がある。





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