騎龍 -15代目総長-





百「おいしそう…いただきます。」



きらきらした目でケーキを食べる百を見ながらコーヒーを一口飲んだ。
美味しい、と言いながら笑顔で俺の方を見てくる。



百「本当に美味しいです。ここのケーキ。
これから頻繁に来ちゃいそうです。」



「何回でも連れてきてやるよ。」



百「ありがとうございます!!」



そして百はまたケーキを口に入れる。
本当にうまそうに食うな…。





「そういや、百って兄弟とかいんのか?」 



百「妹が1人います。
両親と妹と私の4人暮らしです。」
  


「妹何歳?」



百「今中学3年生です。

あの…私からも聞いていいですか?」



「遠慮するな。
俺も聞きたいこと聞いてるし、何でも聞け。」



百「ありがとうございます。
花森さんは双子の妹さんだけでしたよね?
仲良しなんですか?」



「まぁ良い方だな。
百んとこは?」



百「仲いいですよ。
2人でお出かけとかしたりします。」




この間出かけたときは…と、百は妹と買い物に行った時の事を楽しそうに話す。
…まじで可愛い。



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