神「花森さんってどうして女の人に手出さないんですか?
あれだけたくさんの人に好かれてるのに不思議です。」
「父さん達との約束もある。
だが俺自身、そういうのは本気で好きな奴とやりたいって思うから。
…虚しいだけだろ、気持ちもねぇのにそういう事すんのはさ。」
神「かっこいいっ…。
そんな考えの男の人初めて会いました!!
見た目も中身もかっこいいなんて…っ」
百「素敵だと思います…。」
「周りには馬鹿にされたりするが、俺は変える気はねぇ。
俺は俺が愛したいと思える女を必ず見つける。」
そして一生大切にして幸せにする。
百「真っすぐで本当に素敵だと思います。
体だけなんて、私も虚しいだけだと思いますし…。
愛あってこその行為だと思っているので…」
かっこいいと思います、そう言いながら俺に向かって微笑んできた。
その顔がすごく綺麗だった。
しばらく話をしていると約束の2時間があと10分でくる時間になっていた。
会計を済ませ、店の外へ出た。
百「お金…ありがとうございました。
ごちそうさまです。」
神「花森さんとゆっくりお話できて幸せでした!!」
「…急に悪かったな。
また学校で。」
神「はいっ!!」
百「ありがとうございました。」
百達と別れ、集合場所へ向かった。
その間も百の事を考えていた。
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