桜が満開のこの季節…
俺、花森心(ハナモリシン)は高校3年生となりもう1週間が経過した。
そして1ヶ月ほど前に騎龍15代目総長として選ばれた。
それからと言うものの、ただでさえ女に騒がれていたのに倍増した。
抱いて、と言い寄ってくる女を山ほど目にし正直うざくて仕方がない。
まぁ良い様に利用できるけど。
現に俺以外の暴走族幹部は言い寄ってくる女を性欲処理として扱っている。
……"俺以外"だけどな。
俺は父さんとの約束もあるが、俺自身心から愛したいと思った奴にしか手は出さないと決めている。
…まぁ性欲は溜まるが、それくらい自分で何とかできるから問題ない。
あー…良い女現れねぇかな……。
そんなことを考えながら中庭へ行った。
ちなみに今は昼休みだ。
女「来てくださってありがとうございます!!」
「んで、何?」
女「好きです!!」
「…悪ぃ。」
女「体だけでもいいんです!!
だからっ……」
「俺、そういう関係もたねぇことにしてるから。
知ってんだろ?
んじゃ。」
そう言って他の連中がたまっている空き教室へ行った。
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