流れ星に・・・

涙がこぼれて来た。

「桜ちゃん。涙ふきなよ。ハイ。ハンカチ」

「あり・・が・・・とぉ」

結局ここで私はまた比呂に助けられてしまった。

「後ろに乗って?早く帰ろう」

比呂が言った。

「うん。」

悲しかった恋、引きずってしまいそう。

「明日から嫌だなぁ・・・」

その日は比呂に愚痴を聞いてもらって寝た。