「屋上ー」


「……離してくれません?」

こいつ、力つよい

「いーから、いーから」

またヘラヘラしてる…


屋上へついた


「なんで屋上に…」

「俺さ」

あ、真顔だ…

「静香ちゃんの事…好きなっちゃった….」

だからなんだよ

「はあ…そうですか」

「だからね、付き合って!俺と」

「無理です。ごめんなさい」

私は屋上を出ていこうとした

「あー、じゃあさ」

なんだよ…

「好きでいさせて…!」

「は?」

「いつか俺のもんにするから」

二カッと笑った…


「…やめて下さい」

「いや、俺がんばるから!」

「やめて」

「ぜってー、惚れさするから!」

「……やめろ」

「…いいよって言ってくんないと、チューしちゃうよー??」

は?なぜそーなる

てか………ムカつく

なんかプチって音がした


「できるもんならしてみろ」

私は 川島恭弥の横の壁を殴った


「……いいの?」

急に真顔になった川島恭弥は私のあごをぐいっ持った

だが、川島恭弥の腹を膝蹴りした