(そういえば、なんで俺のことさがしてたんだ?)

先ほどのことを思い出し、再び扉を開く。

「おい、俺に……!」

「藍崎君…」

そこには、寝ているの〇太の顔に落書きしようとしている、北島の姿があった。

「なんでこいつ寝てんの、てか、なにしてんの」

北島は少し考え、


「ちょっとした仕返しよ」

「ふーん…あ、ちょっとかせ」

俺は、北島の手から半ば強引に奪い取り、

のんきに寝ている奴の顔にボロクソ書いてやった。


そして…