静かに音を立てて、集中治療室の扉が開き、施術を担当した医師が出てきた。 俺は待ちきれず担当医に飛び付く。 「すいません!!あの、美杏はっ…美杏は大丈夫なんですか!?」 「……。手術は、成功しました。」 少しの沈黙のあと。 取り乱す俺と反対に、冷静な答えが返ってきた。 え…? 「手術…は?」 何となくイヤな感じがして聞き返す。 「はい。手術は確かに成功しました。…ただ、彼女が、鈴野さんが目を覚ますかは、彼女次第です。」 「……っ」