―――カキン。 「…っ」 銀の刃で銀の刃を受け止める。 ギリギリと力が加わるそれに、負けじと力を込めた。 刃越しに相手の目を見て睨みつける。 ギラギラとしたその目は、もはや人と呼べるものではなかった。 と、ふいにそれが歪められる。 なんだ、なにが… 「…っ!?」