「ねえ」


ふと思いついた事を尋ねてみる。


「もしあたしが一緒に死のうって言ったら死んでくれる?」


繋いだ手がピタリと進まなくなってあたしはそこに立ち止まった。


ああ、やっぱこんなこと聞くの可笑しいよね。


「ごめ、何でも「いいけど」









『いつか君と一緒に』

一緒のお墓に入れるようになったらね