それが同時に、生きている実感になった。 なのに。 「君に出会ったから」 その感情を知って、もっともっと嵌まって浸って。 そして。 「抜け出せなくなったんだ」 愛しさえしなければ。 「こんなに悲しくなることもなかった」 『君を愛したことを今後悔している』 愛は残酷だ。 生暖かい雫が冷たいキミの上に、おちた。