『ああんっ!』
『ほら、お前はここが好きなんだろう?』
ニヤリと笑い、手を下の方へとのばしていく。
『ああああああっ!』
大きく体が動き、恥と興奮で真っ赤になった顔のヒイラギに、シュウは蔑みを見せる。
『淫乱な執事だ』
ドロリとしたものがシュウの顔についていた。
『……ご主人様…………』
シュウ様にかかった白いものに、ゴクリと喉が鳴った。
ーーシュウ様が、欲しい。
「なに読んでんの?」
「!!!」
突然入って来た影に反応するように、良は本を閉じ、振り返った。
「ど、どうした?」
「?
勉強するんだろ?つっても俺は寝るだけだけど」
「……そうだった。悪い、集中してた」
あはははと笑って見せると、愁はまぁ納得したようで、俺は、ほっと心の中でため息をついた。
危なかった。
危うくバレるところだった。
……と毎回思うのだが、このギリギリで読むというのが案外、とても気持ちのいいもので。
さっき読んでいたのは愁×柊のBLだ。もちろん、俺の趣味というのもあるが。
とにかくこのギリギリなラインで読むのが、俺の日課でもある。
(本人たちは全く知らない)
『ほら、お前はここが好きなんだろう?』
ニヤリと笑い、手を下の方へとのばしていく。
『ああああああっ!』
大きく体が動き、恥と興奮で真っ赤になった顔のヒイラギに、シュウは蔑みを見せる。
『淫乱な執事だ』
ドロリとしたものがシュウの顔についていた。
『……ご主人様…………』
シュウ様にかかった白いものに、ゴクリと喉が鳴った。
ーーシュウ様が、欲しい。
「なに読んでんの?」
「!!!」
突然入って来た影に反応するように、良は本を閉じ、振り返った。
「ど、どうした?」
「?
勉強するんだろ?つっても俺は寝るだけだけど」
「……そうだった。悪い、集中してた」
あはははと笑って見せると、愁はまぁ納得したようで、俺は、ほっと心の中でため息をついた。
危なかった。
危うくバレるところだった。
……と毎回思うのだが、このギリギリで読むというのが案外、とても気持ちのいいもので。
さっき読んでいたのは愁×柊のBLだ。もちろん、俺の趣味というのもあるが。
とにかくこのギリギリなラインで読むのが、俺の日課でもある。
(本人たちは全く知らない)


