「あなたのような変質者は好きじゃないです、どうかお引き取りください」
「嫌、ですよ。僕の執事になることを少しでも考えてもらえませんか?黒田さんなんかの執事じゃなくてもあなたならば大丈……ぶっ!?」
「いいえ!結構です!!私の主人は黒田愁様だけですから!」
隣に座っていた良が肘で俺の横腹をつっつく。
「執事さんに愛されてるな」
「あいつは愛じゃなくて鞭だっつの」
良に頭を拭いて貰いながらだべっていると、決着がついたようだ。
梓に首根っこを掴まれるようにして金髪は外へ放り出されているのが見える。
それで満足したのか、梓はげっそりしながら帰ってきた。
「全く……次来たら容赦しない」
おーい。心の声がもれてるぞ。
というか、主人に殺気向けてどうするんだよ。イジられたいのか。
「あの方どうにかなりませんか?ストレスでハゲそうです」
ならハゲとけ。
「金子はドMだから快楽を与えなきゃいい話だ」
「愁様、金子じゃなくて金沢です」
「解決方法ぐらい自分で考えろっての!」
そういうと、腹の虫がとうとう鳴った。
「……腹減った。良、ついでに食ってくか?」
「いや、今日はやめとくよ」
「了解」
「嫌、ですよ。僕の執事になることを少しでも考えてもらえませんか?黒田さんなんかの執事じゃなくてもあなたならば大丈……ぶっ!?」
「いいえ!結構です!!私の主人は黒田愁様だけですから!」
隣に座っていた良が肘で俺の横腹をつっつく。
「執事さんに愛されてるな」
「あいつは愛じゃなくて鞭だっつの」
良に頭を拭いて貰いながらだべっていると、決着がついたようだ。
梓に首根っこを掴まれるようにして金髪は外へ放り出されているのが見える。
それで満足したのか、梓はげっそりしながら帰ってきた。
「全く……次来たら容赦しない」
おーい。心の声がもれてるぞ。
というか、主人に殺気向けてどうするんだよ。イジられたいのか。
「あの方どうにかなりませんか?ストレスでハゲそうです」
ならハゲとけ。
「金子はドMだから快楽を与えなきゃいい話だ」
「愁様、金子じゃなくて金沢です」
「解決方法ぐらい自分で考えろっての!」
そういうと、腹の虫がとうとう鳴った。
「……腹減った。良、ついでに食ってくか?」
「いや、今日はやめとくよ」
「了解」


