今日も隣から壁一枚を挟んで鳴り響く怪しげな二人の声。
ピクッ(耳元アップ)
「……まただ」
「(真昼間からなにしてんだろう、ほんとに)」
下を見て地味に興奮してしまっている自分に少々呆れる。
卑猥に響く男の声。
その声は聴いたことのある声で。おそらく隣に住んでいる人だ。
びしっとスーツに身を包んだ社会人さん。
大学に通っている一人暮らしの俺はごみ捨てに行くときに何度かで会ったことがある。真面目でいい人だというのは知っていたけど……。
「(……まさかこんな趣味があるとはだれも思わねえわ)」
もちろん俺もその中の一人だ。
隣から漏れてくる声がやまないため、俺は仕方なくヘッドホンをつけた。
ピクッ(耳元アップ)
「……まただ」
「(真昼間からなにしてんだろう、ほんとに)」
下を見て地味に興奮してしまっている自分に少々呆れる。
卑猥に響く男の声。
その声は聴いたことのある声で。おそらく隣に住んでいる人だ。
びしっとスーツに身を包んだ社会人さん。
大学に通っている一人暮らしの俺はごみ捨てに行くときに何度かで会ったことがある。真面目でいい人だというのは知っていたけど……。
「(……まさかこんな趣味があるとはだれも思わねえわ)」
もちろん俺もその中の一人だ。
隣から漏れてくる声がやまないため、俺は仕方なくヘッドホンをつけた。


