野沢はどこに居るんだろうか。
広いと言ってもリビングが特別なだけであって、二階や三階は至って普通だ。
適当に家の中をぶらついていたらすぐにどこにいるのか分かるのだが、見られては困る部屋が多いため、家に友達を呼ぶことはめったにない。
父や母の部屋、仕事部屋、兄貴の部屋、などなど。
特に俺の部屋は死守しなければいけない。絶対に。
俺の部屋がある二階へと早足で向かう。
階段を上がりきると、丁度座っている野沢を見つけた。
「動くなと行っただろ」
「悪い悪い。でも最初に雪が言ったのが悪いんじゃん。家に入れてくれたから、てっきり認めてくれたのかと……」
落ち込んでいるのか、うつむきながらため息をついている。
……。
「……今、部屋が散らかってるんだよ」
「え?」
急に顔を上げた野沢に続けた。
「今は見せることはできないけど……」
「いつかね」
野沢は呆れたような疑っているような表情だ。
「いつかっていつだよ」
「さあ?」
広いと言ってもリビングが特別なだけであって、二階や三階は至って普通だ。
適当に家の中をぶらついていたらすぐにどこにいるのか分かるのだが、見られては困る部屋が多いため、家に友達を呼ぶことはめったにない。
父や母の部屋、仕事部屋、兄貴の部屋、などなど。
特に俺の部屋は死守しなければいけない。絶対に。
俺の部屋がある二階へと早足で向かう。
階段を上がりきると、丁度座っている野沢を見つけた。
「動くなと行っただろ」
「悪い悪い。でも最初に雪が言ったのが悪いんじゃん。家に入れてくれたから、てっきり認めてくれたのかと……」
落ち込んでいるのか、うつむきながらため息をついている。
……。
「……今、部屋が散らかってるんだよ」
「え?」
急に顔を上げた野沢に続けた。
「今は見せることはできないけど……」
「いつかね」
野沢は呆れたような疑っているような表情だ。
「いつかっていつだよ」
「さあ?」


