「あ~アンディ王子かっこ良すぎ~!!」

家に帰るなりわたしはベットに寝転んで『乙恋』を読んでいた。

「いいな~わたしもミイナになりたいなぁ」

そしてアンディ王子と一緒に2人だけの舞踏会を……。

「きゃー!!」

わたしは身もだえながらベットを転がる。

壁にはマンガを買った特典でついてきたアンディ王子の特大ポスターが貼ってある。

「はぁカッコいい……」

わたしはポスターを見てにやにやしてしまう。