ただのメイドだったミイナはアンディ王子と仲良くなって。

二人はこっそり将来を誓い合う。

王子の助けもあってミイナは次第に立派なレディになっていく。

お城で開かれる舞踏会の日。

王子はミイナの為に美しいドレスやネックレスを送ったけどそれに嫉妬したほかの国の姫たちによってドレスは破かれネックレスは隠されてしまう。

泣いているミイナに王子は

『ミイナ、君はどんな宝石で着飾った姫よりもきれいだよ……』

と言って2人で舞踏会を抜け出す。

誰もいない庭園には月明かりだけが浮かんでいて二人は優雅に踊りだす。

楽団の演奏もきらびやかなシャンデリアもない。

それでも二人はお互いを見つめ合って愛をささやきあう……。