【短編】俺の可愛い妹





「どっか店でやればいいんじゃねーの?」



女達が買い物をしているのを外の喫煙所で待つ俺とタツ。



煙草を吸いながら言った俺に



「んー? 女の子達若いからじゃない?」



中に居る女の子を見ながら答えた。



「ふーん、そんなもんか?」

「そうそう♪」



ニカッと笑ったタツ。



「何かお前、すんげぇ楽しそうじゃね?」

「え? そう!?」



ニヤニヤ笑うタツの目線は、未だ中で楽しそうに買い物する1人の女を見ていた。



「あーなるほどね。あの子狙いなんだ?」

「あ、バレちゃったー?」



なんて、わざとらしく言うタツを見て俺も笑う。