《ねー、今から出て来ない?》
「今、何時?」
《寝ぼけてるー? 14時前だよ》
14時かー。
よく寝たなぁ。
最近、仕事が忙しかったから疲れてたのか。
《武ー? 起きてるー?》
「ん、どこ居んの?」
『すぐ行く』そう言って電話を切って、シャワーを浴びる。
祥子……なんて女と遊んだっけかなぁ?
全く思い出せねぇんだけど。
軽く髪を乾かし、フローリングに脱ぎ捨てられたままのジャケットを拾い、車の鍵を持って外へと出た。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…