私の隣の幽霊くん。



大和は高校三年生なので、受験生。


馬鹿っぽいが、元々頭が良く、偏差値の良い大学を目指しており、夏休み過ぎた頃から大和の勉強の為距離を置いていた。


そんな今日、約三ヶ月振りに一緒に下校出来るとのこと。


私も嬉しくて少し口元が緩んでしまう。


「全然無理しなくていいよ。私、大和の受験終わるまで待ってるから」


「違うの、俺が無理なの。春乃不足。帰り迎えに行くから教室に居てね」


一回ギュッと抱きしめられ、また頭をくしゃくしゃ撫でて大和は笑顔で三年校舎へと戻っていった。


久々に感じた大和の温かみに胸の中が温かくなる。